日焼け止めを塗っていたのにシミが!できたシミは消えないの?

「あれ?こんなところにシミができてる!!」
ふとした時にシミの存在に気づくとショックですよね。
シミがあると一気に老化を感じて悲しくなりませんか?

夏はちゃんと日焼け止めを塗って紫外線対策してたのに、どうしてシミができるの?
夏は紫外線が強いというだけで、1年中降り注いでいるんですよ
じゃあ、できたシミはもう消えないの?
シミにも種類があるので、今からでもスキンケアを頑張れば目立たないくらいになるシミもあります

夏だけ日焼け止めで紫外線対策をすればいい?

夏のジリジリとした強い日差しで、肌が日に焼けていると思いますよね。
実際、夏は紫外線が強いのでその認識も間違ってはいません。
でも、夏は紫外線が強いだけで、1年中紫外線は降り注いでいるんです。

2018年 東京 UVインデックスのグラフ

上のグラフは、2018年の東京の紫外線の強さの平均を表したものですが、見ていただくとわかるように夏は確かに紫外線が強いです。

ただ、5月から強くなってきているので、ゴールデンウィークのレジャーでは、もう日焼けしやすいんです。
それに、紫外線が弱い時期の方が少ないですよね。

という事は、夏だけ日焼け止めを塗るだけだと不十分なんです。
年間をとおして紫外線対策が必要なんですね。


そして、油断しがちなのが曇りの日や雨の日。
下のグラフは快晴を100%とした場合の天気ごとの紫外線の強さを表したものです。

天気毎のUVインデックスの割合グラフ

薄曇りの場合は、快晴時の約80~90%ほどの高い割合なんです。
日差しがないからといって油断すると、一気に日焼けしてしまいます。
曇りでも約60%も紫外線が降り注いでいるので、天気は関係なく紫外線対策は必要になってきます。


次の図は、紫外線が地表面で反射される割合を示したものです。

紫外線反射率のイメージ図
草地10%以下
アスファルト10%
砂浜10~25%
水面10~20%
新雪80%

これを見て驚きませんか?新雪は約80%も紫外線を反射しています。

スキー焼けという言葉は聞いたことがありますが、冬の紫外線が弱い時期でも80%も反射されたら日焼けしますよね。まして山は標高が高いので平地よりも紫外線が強くなります。

夏のレジャーだけでなく、冬のレジャーでも夏同様、しっかり紫外線対策が必要です。

どうしてシミはできるの?シミができる原因

さて、ではシミはどうしてできるのかというと、まず下の図をご覧ください。

シミができる過程のイメージ図

紫外線を浴びると、肌の表皮細胞からエンドセリンという情報伝達物質が分泌されます。
エンドセリンはメラニンを作れという指令をメラノサイトに出します。

このエンドセリンがメラノサイトに届くと、メラノサイト内でチロシナーゼという酵素が働き、メラニンが作られます。

そしてメラニンが表皮細胞へ受け渡され、やがてターンオーバーとともに肌表面へ上がっていき排出されます。

日焼けして黒くなるのがこれにあたります。


通常、ターンオーバーによってメラニンを含んだ細胞は排出されていくので、元の肌色に戻ります。

これが何らかの影響でターンオーバーが乱れ遅くなると、メラニンを含んだ細胞が残ってシミになるのです。

くり返し紫外線を浴びることでも、メラノサイトの数が増えて、さらに表皮が厚くなるなどの変化もおきてシミになることも。

また、紫外線によって細胞のDNAが傷つき、メラニンが過剰に作られ続けてシミになることもあります。

シミには種類がある

シミの種類


ここまでシミができる原因を見てきましたが、シミにはいくつか種類があります。
上の図を見ていただくと、身近なもので大きく分けて4種類あります。

  • 老人性色素斑(日光性黒子)
    紫外線を浴びた積み重ねによってできるシミで、もっとも多いタイプ。

    ある日突然シミができたように感じることもありますが、長年積み重ねてきた紫外線による肌ダメージが現れている場合も。

    対策は、日焼け止めを塗って紫外線から肌を守ること。
    初期のうすいシミには、美白化粧品が効果を発揮。

    定着してしまった濃いシミには、美白化粧品では効果が得られないのでレーザー治療が必要。

  • 雀卵斑(そばかす)
    直径2~3mmの三角や四角の形をしている小さなシミ。
    鼻を中心に散らばってでき、遺伝的な要素が強く、紫外線の影響で濃くなることも。

    対策は、日焼け止めを塗って紫外線から肌を守ること。
    遺伝的要素が強いため、美白化粧品は効きにくい。

    レーザー治療も、きれいに消える場合と再発する場合がある。

  • 炎症後色素沈着
    ニキビ・傷・虫刺されなど、肌に炎症をおこすものができて、その跡がシミになったもの。
    紫外線を浴びると、さらに沈着する。

    対策は、紫外線から肌を守ること。
    美白化粧品が効果を発揮。

    レーザー治療は効かない。

  • 肝斑
    女性ホルモンの乱れが影響してできる、左右対称のシミ。
    紫外線で悪化することもある。

    対策は、紫外線から肌を守る。
    美白化粧品が効果を発揮。
    トラネキサム酸の効果が出やすい。


どのシミも紫外線から肌を守ることは共通して重要です。
美白化粧品で効果が得られないものもあるので、その場合は美容皮膚科で相談してみてください。

美白有効成分のはたらき


ここからは美白有効成分について見ていきましょう。
美白化粧品は、シミができる原因を抑制する働きのものが多いので、夏だけでなく年間をとおして使っていただくことをオススメします。

  • メラニン生成指令を止める(メラノサイトが働かない)
    カモミラET
    m-トラネキサム酸

  • チロシナーゼの働きを抑える(メラニンができない)
    アルブチン
    コウジ酸
    エラグ酸
    ルシノール
    ビタミンC誘導体
    4MSK
    プラセンタエキス

  • チロシナーゼ成熟阻害・分解(メラノサイトが働かない)
    マグノリグナン
    リノール酸S

  • メラニン排出を促す
    エナジーシグナルAMP
    リノール酸S

  • メラニン色素の還元
    ビタミンC誘導体
美白成分は複数ありますが、人によって相性があります。

どれが効きやすく、どれが刺激を感じるかなど合う合わないがあるため、色々試して自分に合う成分を見つけましょう。

シミ対策スキンケア


シミはできてから対処するのではなく、シミができないように日頃から紫外線対策や美白化粧品を使うことが大事です。

ただ、できてしまったシミについても、初期のものは美白化粧品で効果が表れやすいので気づいた時からケアを始めていけば目立たなくできます。

では、力を入れるべきスキンケア化粧品は何かというと、私のオススメはズバリ、美容液と日焼け止めです。

美容液は化粧水よりも有効成分が濃厚な場合がほとんどです。

そして、紫外線から肌を守ってくれる日焼け止めは、顔専用のものを使ってください。
「顔・からだ用」は、顔にも使えますという意味と解釈していますので、顔専用の方が日焼け止め臭や乾燥も感じにくいです。

洗顔石鹸に美白成分が配合されたものもありますが、基本的に洗い流すものなので、そこまで肌に有効成分が留まってくれるとは考えられません。

できれば化粧水や乳液も美白成分が配合されている方が望ましいですが、全部美白ものにするのは金銭的にキツイという事であれば、美容液のみいいものを使ってください。

美白化粧品は、すぐに効果が表れない事がほとんどです。
何度もターンオーバーをくり返し徐々に効果が出てくるものなので、長い目で見て使っていってください。

最後に


では、シミについてまとめたいと思います。

  • 紫外線対策は1年中する
  • 曇りの日でも、紫外線は降り注ぐ
  • シミの種類によっては、美白化粧品が効かない
  • 美白有効成分は相性がある
  • 最低でも美容液と日焼け止めには力を入れて


これからシミを増やさないためには、年間をとおして紫外線対策と美白化粧品を取り入れることが必要です。

余裕があれば、化粧水はメラニン生成指令を止める成分配合、美容液はチロシナーゼの働き抑制、乳液はメラニン還元、など複数の働きをする成分を組み合わせるのも効果的です。

10年後に美肌でいられるよう今から一緒にケア頑張りましょう。

自己紹介
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すず
通販化粧品が好きで、いろいろ試して自分のベストスキンケアを研究しています。

30代を迎えてから肌のザラつき、くすみ、肌荒れまでするように。
今まで使っていた化粧品が合わなくなったり、肌の変化を実感。

「このままではいけない!」と試行錯誤の末ようやく安定しました。

「10年先も鏡を見て落ち込むのではなく、ちょっといいかも☆と思える自分でいたい!そして、そんな人を増やしたい」

そう思い今まで学んだことや実体験を活かして、肌のお手入れをしてこなかった、30代以降のスキンケア初心者の女性にむけて、肌の基本やおすすめの化粧品を発信していたいと思っています。

読んでくださる人が、今より少しでも自分の肌を好きになれるお手伝いができたら嬉しいです。
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